こんにちは、ショウです。
ちょうど半年くらい前に、仕事で使う記事サイトを WordPress から Sanity(サニティ)という環境に切り替えました。
広告運用やアフィリエイトの記事は、いまはほぼ全部ここで作っています。
切り替えて、仕事の仕方がどう変わったのか。
YouTubeで実際の画面を見せながら話したので、この記事ではその内容を文章でまとめます。
先に結論を書くと、誰にでもおすすめできる道具ではありません。
誰に向いていて、誰には要らないのかも、正直に書きます。
ちなみに、このページ自体も Sanity でできています。この原稿をAIに渡して、1コマンドで載せました。下の箇条書きの枠も、記事サイトと同じ部品です。
Sanityとは〜WordPressとの違い
WordPress は、管理画面で見た目を整えながら記事を書く道具です。
AIに文章を書かせた場合も、貼り付けたあとに見出しや吹き出し、表を管理画面で付け直すことになります。
Sanity は、記事を「部品の組み合わせ」として保存しておくサービスです。
見出し、吹き出し、比較表、ボタン。こうした部品を、AIが直接組み立てられます。
なので、AIに「この部品を使って記事を書いて」と頼むと、装飾まで済んだ記事がそのまま出来上がります。
貼り付けて付け直す作業が、まるごと要らなくなる。ここが、私が乗り換えた一番の理由です。
WordPressにもAPIはありますが、送れるのは見た目ごとの文章(HTML)です。装飾の出方はテーマやプラグイン次第なので、AIが崩さずに書くのは意外と難しいです。
一方、Sanityは部品ごとにデータの形が決まっているので、AIが迷わず書いたり修正できます。
AIに「記事を作って」と言うだけで、装飾つきの記事ができる
私の記事づくりは、Claude Code(パソコンを操作できるAI)に話しかけるところから始まります。
いきなり書かせるより、先に案件のLPや競合の状況をAIに読ませてから「記事を作って」と頼むほうが、うまくいきます。
動画では、実際の案件を出すわけにいかないので、「Sanity・WordPress・HTMLを、アフィリエイト案件に見立てて比較するサイト」を例に作りました。
(動画の中の比較記事や診断は、撮影のために作った例です。実在の案件ではありません)
まず、AIが構成案を出してきます。
ファーストビュー、悩みへの共感、ランキング、比較表、個別レビュー。比較記事でよく使う流れです。

AIが出してきた比較サイトの構成案
そこで「Sanityで1本記事を作って」と頼みます。
約2分で、見出し・吹き出し・比較表まで装飾のついた記事ができました。練習なしの、ぶっつけ本番です。

約2分でできた記事。画像や吹き出しも入っています

比較表とランキングも、最初から形になっています
このとき作った記事は、そのまま公開しています。装飾のつき方は、実物を見てもらうのが早いです。
→ https://show-log.com/blog/cms-hikaku-ai
WordPress のころは、AIに書かせた文章をコピペして、見出しや装飾を手で付け直していました。
その付け直しの時間が、まるごと消えました。
修正依頼も、AIに読ませて直させる
広告やアフィリエイトをやっていると、記事の修正依頼がよく来ます。
私はチャットワークをAPIでつないでいるので、「チャットワークを見ておいて」と頼むだけです。
AIが修正依頼を読んで、記事を直します。Sanity の編集画面を開く必要もありません。
デザインも機能も、あとから足せる
Sanity のいいところは、自由度の高さです。
ほかのサイトを見ていて「このリストのデザイン、いいな」と思ったら、スクショを撮って「このデザインを作って」と頼むだけ。
一度パーツにしておけば、それ以降の記事でも何度でも使えます。
機能も同じです。
動画では「WordPressユーザー向けに、どれが合うかの診断を作って」とざっくり頼みました。1〜2分で、5問の診断ができました。

ざっくり頼んで作った診断
この診断も公開しているので、5問、実際に押して試せます。
→ https://show-log.com/blog/cms-shindan-wp
私がこれまで自分の Sanity に足してきた機能は、たとえばこんなものです。
追従ボタン・離脱防止ポップアップ
記事丸ごとのABテスト、パーツごとのABテスト(結果はGA4で見られます)
記事をまたいで使う共通パーツ(CTAを1か所で差し替える)
管理画面の中での画像生成

私のSanityに付けた機能(一部)
WordPress なら有料のプラグインやサービスを入れるような機能も、必要になったら自分で足しています。
費用について
動画で触れ忘れたので、ここで補足します。
Sanity は、基本は使った分だけ払う従量課金ですが、無料枠があります。
私の使い方では、今のところ無料枠の中で収まっています。
ただし、AI(Claude Code など)の利用料は別にかかります。
無料枠の範囲や料金は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。
なぜ乗り換えたのか
理由は2つです。
1つ目は、WordPress の更新が怖かったことです。
本体やプラグインの「更新してください」が頻繁に来て、そのたびに表示が崩れないか気にしていました。大きなストレスではないけれど、ずっと静かに続くストレスでした。
2つ目は、AIとの相性です。
Claude Code や Codex の中で企画を立てて、記事として出すところまで、引っかかりなく進められる。これからAIと一緒に記事を作るなら、この差は大きいと考えました。
Sanityが向いている人、向いていない人
向いている人
記事を1週間に何回も触る人
広告運用やアフィリエイトをしている人
AIに記事を書かせたいけれど、細かいところは自分で直したい人
AIに丸ごと作らせたHTMLは、細かいところを直そうとすると、コードの知識がないと手が出しにくいです。
Sanity には編集画面があるので、AIに書かせたあとでも、人の手で細かく直せます。表示も軽く、広告の着地ページにも向いています。
向いていない人
- そのままで大丈夫です
WordPress で不自由も不満もない人
- Claude Code などを使う前提なので、WordPress とあまり変わらなくなります
管理画面だけで作業したい人
1回作ったら、ほとんど触らないサイトの人
最後のケースなら、WordPress でも Sanity でもなく、Claude Code などで静的なHTMLを作るのが一番簡単で、きれいに作れると思います。
以前なら何十万円もかかっていたようなページが、今はすぐに作れます。
WordPressからの移り方
私も WordPress に記事の資産があったので、移るのは覚悟がいりました。
なので、「4月以降の新しい記事は Sanity で作る」と決めて、それまでの記事はそのままにしました。しばらくは二本立てです。
大事な記事だけ移したいときは、AIに「この記事を移して」「このカテゴリーを丸ごと移して」と頼めば移せます。
装飾やスタイルが崩れることはありますが、移すこと自体はできます。
移行の手順も、基本はAIに聞きながら、その通りに進めればできます。
とはいえ、ターミナルの黒い画面に触ったことがないと怖いですよね。
なので、私のほうでもマニュアルを作ってみようと考えています。場合によっては、移行のお手伝いもできればと思っています。
始めるときは、メルマガで先にご案内します。
まずは1本、比べてみてください
もし WordPress で記事を量産していて、AIの文章を貼り付けては装飾を付け直しているなら。
次の1本だけ、AIに「装飾まで含めて書いて」と頼んで、付け直しに何分かかっているかを測ってみてください。
その時間が毎週積み上がっているなら、乗り換えを考える価値があると思います。
逆に気にならない程度なら、今の環境のままで大丈夫です。
お知らせ
- YouTubeで、実際の画面を見ながら説明しています:https://youtu.be/Ei-VA4tpehY
- メルマガでは、AIをフル活用した一人法人で、広告運用・アフィリエイト・システム開発に挑戦している裏側を書いています。Sanity のマニュアルや移行のお手伝いを始めるときも、メルマガ読者の方に先にご案内します。
